第二の皮膚がデニムのチャオズミヤタです。
僕はデニムが大好きすぎて、これまで何十本も穿いてきて、LEVI’S(リーバイス)に関しても10本以上穿きました。
マキシマリストだった昔から、ミニマリストの今に至るまでに、10年以上、様々なデニムを穿いてきました。
デニムの魅力、僕自身のこだわり、おすすめのデニムを紹介します。
- 自分だけのお気に入りのデニムを検討されている方
- デニムの選び方が知りたい方
- 普段の取り扱い方が知りたい方
- リジッドデニム(生デニム)に興味があり、おすすめの一着を探している方
- ミニマリストでもうボトムスのことに対して考えなくてよくなりたい方
- デニムの魅力として、特徴や穿いて育てる魅力が分かる
- お気に入りの1本を探す、基準やきっかけになる
目次
デニムをおすすめする理由
僕自身がデニムをおすすめする理由は、4点あります。
それぞれ紹介させていただきます。
- 自分の体、ライフスタイルに合わせて、馴染んでいき、経年変化が楽しめる
- 一着で色んなコーディネート・シーンに合わせることができる
- 丈夫で、長い期間使える
- ミニマルなアイテム
自分の体、ライフスタイルに合わせて、馴染んでいき、経年変化が楽しめる
デニムは、穿けば穿くほど延びて、洗いをかけて縮んで、繰り返していくことで自分の体に合った形に変わっていきます。
また、色落ちについても、穿いているその人ならではの体やライフスタイルから、シワや折り目が入り擦れて色落ちしていきます。
長い時間穿くことで、自分だけの一着に育っていき、経年変化を楽しむことができます。
一着で色んなコーディネート・シーンに合わせることができる
デニム、つまりはジーンズ、ジーパンですが、お馴染みの通り、ファッションアイテムとして取り入れやすいアイテムです。
色んなコーディネートに使う事ができ、あらゆるシーンで着る事ができます。
丈夫で、長い期間使える
デニムの歴史ですが、アメリカ西部でゴールドラッシュによるハードワークに耐える頑丈なオーバーオールとして労働者が着ていたところが発端です。
なので、あらゆるライフスタイルシーンの中で、その丈夫さが活躍します。
また、丈夫さから、長い間、使い続けられることができます。
ミニマルなアイテム
あらゆるコーディネート、様々なシーンで活用することができることから、衣服として、ミニマルにしてくれるアイテムです。
ミニマリストの方には、大変おすすめのアイテムです。
僕自身、自分だけのオリジナルの一着を育てていく営み自体をとても楽しんで、毎日穿いています。
穿くだけで、気分が上がるのは、
デニムへのこだわり・おすすめ
僕自身のデニムのこだわり・おすすめを紹介します。
皆様には、自分のライフスタイルに合った、自分自身のこだわりを持って穿き育ててもらいたいので、その一助となれば幸いです。
- 生地
- シルエット
- サイズ感
- 穿く頻度
- 洗い方・洗う頻度
- 裾上げ・長さ
参考:購入してからの流れ
生地
僕自身は、リジッドデニムと言われる生デニム、未洗いと呼ばれるものを愛用しています。
理由は、一度洗ってあるワンウォッシュのデニム、色落ちやダメージ加工されたデニム、また防縮加工されたデニムよりも、より体に馴染ませて育て上げることを楽しむ事ができます。
特に、コットン(綿)100%のリジッドデニムが大好きです。
シルエット
長く穿いていきたいことから、定番で万能かつ自分好みのシルエットを重視しています。
なので、レギュラーのストレートで若干のテーパードしているモデルを愛用しています。
スキニーやオーバーサイズすぎるのは、トレンド感がありずっと長く穿くのは難しいと思っています。
ストレートに加え、スリムやテーパードは、長く綺麗に穿けるのでおすすめです。
ただ、ご自身の嗜好や持っている服のサイズ感にも依存するので、好みも大切です。
サイズ感
僕自身のこだわりは、自分の腰にジャストサイズのものです。
目安は、ベルトをしなくても良い腰で止まるサイズ感です。
自分の体の形に合わせたい、いつでもパッとはける、自分の体の一部のように穿きたい、という思いからです。
リジッドデニム(生デニム)の場合は縮むので、少し1,2〜3インチ大きめを選ぶと良いと言われていますが、個人的にはデニムは伸びもするので、購入する時もジャストサイズを選んでいます。
コインランドリーなどの大型の乾燥機を使う場合は、急激に縮むので、少し大きめが良いかもしれないです。
個人的には、デニムは急激な乾燥に弱いという話と長く穿きたいので、陰干ししています。
穿く頻度
僕の場合、ほぼ毎日穿きます。
たくさん穿いて、少しでも自分の体、動きに馴染んでほしい、育てたい、また育てる行為楽しんでいるからです。
ただ、夏場は汗をかくので、控えめにしています。
他のボトムスを穿いている時は、育てられなくて残念に思います。ただ、長く穿きたいので、辛抱してます。
洗う頻度・洗い方
生地で紹介した、リジッドデニムの前提でのお話になります。
リジッドデニムの場合、購入時に糊(ノリ)がついているので、買ったら穿く前に初回の洗い(ファーストをウォッシュ、糊落とし)を行います。
洗わない場合、糊(ノリ)を落ちないので、生地の固さから折りじわがはっきりつけられますが、生地が縮む前なので、洗った際に、シワの位置がズレてしまいます。
洗うと固さが若干失われるものの、生地が縮んで体によりフィットし、自分に体の位置にあったシワが残り、色落ちがするので、おすすめです。
洗った後は、実際に裾上げしてから、穿きます。
縮んだ後なので、やっと正しい位置で、裾を直すことができます。
次に洗うまでですが、しっかり体に馴染んだ後を付けるのであれば、
3ヵ月から半年、50回〜100回程度穿くと、いい感じになります。
最低でも1ヵ月は穿いてから洗うことをおすすめします。
2回目以降は、汚れが気になったら洗うぐらいで、あまり期間を気にせず洗っています。
- 裏っ返しにして、ボタン、ジッパーを全て閉じる
- 全て閉じるのは固崩れの防止のため
- 40〜50℃のお湯に1〜2時間浸ける
- 糊(ノリ)を溶かすため、お湯を使う(冷水NG)
- 最初に、お湯に浸けてしっかり空気を抜く
- 浮かないように全体を浸らせる(重石で沈ませる、など)
- 洗剤なしで洗濯機で洗う
- 残った糊(ノリ)を落とし、縮ませるため
- 色落ちするため、単体で洗う
- 風通しの良いところで陰干しする
- 乾きやすくするため、風が通るように筒状に整える
- ベルトループにS字フックなどで引っ掛けて干す
乾燥機を使うのもアリです。
ただ、皮パッチが急激に縮んだり、ヒゲやアタリ(シワや擦れによる色落ち)がつきにくくなるので、個人的には、陰干しによる自然乾燥がおすすめです。
色落ちしづらい、デニム専用の洗剤を使って洗っています。
一般的な洗剤は、「蛍光増白剤」「漂白剤」「酵素」という色落ちに影響しやすい成分が入っているので、全体的に白っぽくなります。
一方で、全く洗わない、また水洗いとなると、汚れがしっかり落とせないことから生地にダメージを与えてしまい、結果、長く着ることが難しくなります。
自分らしいオリジナル感と合わせて清潔に保つために、デニム専用洗剤がおすすめです。
おすすめの洗剤は、ヴィンテージデニムでお馴染みのWAREHOUSE(ウエアハウス)のものです。
「汚れを剥がして分解する」という驚きの洗浄力で、大豆脂肪酸と水(精製水)をナノ粒子という細かなレベルで活性化させて、汚れだけに付着し、衣料からその汚れを分解させるという、全く新しい洗浄剤です。
自然に優しく、洗浄後の排水は、成分がオーガニックであるため鹸化(油脂を分解)されるとともに99%自然に存在するバクテリアに分解されるので、国際認定を受けています。
また、抗菌作用もあり、食中毒菌、各種ウィルスなどの不活性化に効果的です。
裾上げ・長さ
裾上げは、永遠のテーマです。
昔から長くしたり、短くしたりと、色々試して、失敗してきました。気に入らなくて売ってしまったことも・・・
まずは、タイミングです。
上記の洗う頻度、洗い方でも記載しましたが、リジッドデニムの場合、初回洗い(ファーストウォッシュ、糊落とし)後です。縮ませてから、裾上げしましょう。
次に長さです。
好みのファッションによるといえばそうなのですが、人の心は移り変わるものです。
僕個人のこだわり、おすすめは、よく履く靴でのワンクッション〜ハーフクッションです。
理由ですが、デニム自体、カジュアルなアイテムなので、長すぎるとカジュアル感が強くなってしまうので、クッションがない方がスッキリ見せることができます。
しかし、一度切ると伸ばせないので、慎重になる必要があります。
総合的に考えると、ワンクッション〜ハーフクッションがベストだと考えています。
ロールアップすれば、短くもできます。
短くするか長くするか迷ったら、長めがおすすめです。
参考:購入してからの流れ
- 購入
- 初回洗い(ファーストウォッシュ、糊落とし)
- 裾直し
- 穿き込み
- 2回目洗い
- 以降、4,5の繰り返し)
おすすめデニム紹介
ここからは、僕のこだわりからおすすめのデニムを紹介いたします。
- A.P.C.(アーペーセー)ニュースタンダード
- A.P.C.(アーペーセー)プチニュースタンダード
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1947モデル
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1966モデル
- LEVI’S 501 MADE IN THE USA オリジナルフィット リジッド TWOHORSE セルビッジ 14OZ
- 【番外編】
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1955モデル
A.P.C.(アーペーセー)ニュースタンダード
A.P.C.(アーペーセー)というフランスのファッションブランドのデニムです。
シンプルで洗練されたデザインが魅力的です。
特徴ですが、日本製ノンウォッシュデニム生地、ボタンフライ(ジッパーではない)、ミドルウエストです。
シルエットは、ストレートレッグに、裾は軽いテーパードしております。
A.P.Cのクラシックジーンズとして、シンプルで、流行り廃りのない作り、シルエットは、きっと長く愛用することができ、おすすめです。
穿き古したA.P.C.のデニムをA.P.C.のショップに持ち込めば、半額で新しいローデニムと交換してもらえるサービスもあるので、ブランドとして長く愛していくのも良いですね。
A.P.C.(アーペーセー)プチニュースタンダード
A.P.C.からもう一本、よりテーパードしたモデルです。
特徴は、日本製ノンウォッシュデニム生地、ボランフライ、ミドルウエストです。
シルエットは、タイトレッグ、裾はテーパードしています。
ニューススタンダードと比較して、こちらの方がモダンで着やすい方がいると思い紹介しました。
A.P.Cでどれがいいかと言われると、個人的には、クラシックで普遍性の高い、ニュースタンダートがおすすめですが、自分の好みで決めるのが一番良いと思います。
LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1947モデル
LEVI’SVINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)とは、LEVI’S(リーバイス)のこれまでの過去のモデルを忠実に再現した、ヴィンテージデニムコレクションです。
1947年モデルは、シンチ(腰ら辺の絞るやつ)やサスペンダーボタンという付属を取り除き、第二次世界大戦後に完成された5ポケットジーンズの最終型とも言われています。
シルエットは、LEVI’SVINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)の中ではスリムなフィットですが、現代的で、いろんなファッションに合わせやすいモデルです。
LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1966モデル
1966年モデルは、長い歴史の中で1966年から1971年のほんの短い期間にだけ、バックポケットのリベット(金属の留め具)の代わりに採用されたバータック(補強縫製)と“Big E” レッドタブを併せ持つスタイルです。
60年代は、作業着であったジーンズが若者達の間でファッションとして浸透していった時代です。
シルエットは、腰回りから太ももをゆったりとさせながら、膝・裾にかけてテーパードしており、美しい造形から歴代501の中でも最高傑作と賞されています。
僕自身、このモデルを大変愛用して穿いてました。今のオーバーサイズのトレンドにも、ゆとりがありながらテーパードするシルエットは、綺麗に見せてくれ、活躍してくれそうです。
LEVI’S 501 MADE IN THE USA オリジナルフィット リジッド TWOHORSE セルビッジ 14OZ
LEVI’S(リーバイス)の代表作です。
約140年間、年々アップデートしている、今のLEVI’S(リーバイス)501です。
シルエットは、裾周りにかけてやや細くなるテーパードレッグとボタンフライです。
定番ながらも、今の時代に即したスッキリとしたモダンな印象で、幅広いファッションにも柔軟に合わせることができる一着となりそうです。
後に、2000年代モデルとして、箔が付くかもしれないですね。(資産価値あり!?)
【番外編】 LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1955モデル
番外編として、僕自身、今、絶賛、穿いているモデルを紹介します。
※番外編にした理由は、少し癖があるので、万人におすすめとは言いずらかったためです。
1955モデルは、ヒップ周りにゆとりを持たせた“アンチ・フィット”のつくりと、脚の部分のゆとりを持たせたストレートなボックス・シルエットが特徴的なモデルです。
歴史的にも1950年代~70年代、大量生産・大量消費の時代で、豊かさが若者に自由と力を与えました。
自由や豊かさが若者たちの大人社会への反骨精神を、”アンチ・フィット”のシルエットが支持されました。
シルエット並びに歴史的背景からとても気にって穿いています。
まとめ
- デニムをおすすめする理由
- 自分の体、ライフスタイルに合わせて、馴染んでいき、経年変化が楽しめる
- 一着で色んなコーディネート・シーンに合わせることができる
- 丈夫で、長い期間使える
- ミニマルなアイテム
- デニムのこだわり・おすすめポイント
- 生地
- リジッド(生デニム)、綿100%
- シルエット
- ストレート(裾に向かいややテーパード)、スリム、テーパード
- サイズ感
- 腰で止まるジャストサイズ(ベルトなし)
- 穿く頻度
- 穿きたい時に穿く
- おすすめは毎日
- 洗い方・洗う頻度
- 買ったら最初に洗う(40℃のお湯につけて1、2時間→洗濯(洗剤なし)→陰干し)
- 次は50〜100回穿いたら洗う(色落ちしづらいデニム用洗剤で)
- 裾上げ・長さ
- 初回洗い後、ワンクッション〜ハーフクッション
- 生地
- おすすめデニム
- A.P.C.(アーペーセー)ニュースタンダード
- A.P.C.(アーペーセー)プチニュースタンダード
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1947モデル
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1966モデル
- LEVI’S 501 MADE IN THE USA オリジナルフィット リジッド TWOHORSE セルビッジ 14OZ
- LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイスヴィンテージクロージング)501 1955モデル
想いが強すぎたのか、まとまりきっていないですね・・・
改めて、デニムは最高です。
皆さんのワードローブの一つにデニムが加わり、ライフスタイルの中で共に過ごす相棒のようになれば、とても嬉しいです。
ではまた、